
オーストリア大公ルドルフ4世の肖像
ハプスブルク家出身のオーストリア大公ルドルフ4世の肖像。
ルドルフの妃が皇帝カール4世の王女カタリナだったこともあり、プラハで活動していた、宮廷画家テオドリックなどボヘミアの画家たちの影響を受けて描かれたとされる。
当初からのものと思われる額縁上辺に Rudolfus・Archidux・Austrie・et cetri (ルドルフス、オーストリア等の大公)と記されている。1358〜65年にオーストリア大公だったルドルフ・フォン・ハプスブルクの肖像とされ、ドイツ領邦諸国で現存する最古の独立肖像画。
顔は柔らかく肉付けされているが、公爵冠やマントの紋様は平面的に描かれている。
17世紀までザンクト・シュテファン大聖堂に置かれていたが、帝国財宝館、中央古文書館を経てウィーン大聖堂司教区美術館に置かれている。
世界美術大全集10 ゴシック2 1360年代
オーストリア大公ルドルフ4世の肖像
1365年頃 板に羊皮紙貼付 48.5×31cm
ウィーン大聖堂司教区美術館
ルドルフの妃が皇帝カール4世の王女カタリナだったこともあり、プラハで活動していた、宮廷画家テオドリックなどボヘミアの画家たちの影響を受けて描かれたとされる。
当初からのものと思われる額縁上辺に Rudolfus・Archidux・Austrie・et cetri (ルドルフス、オーストリア等の大公)と記されている。1358〜65年にオーストリア大公だったルドルフ・フォン・ハプスブルクの肖像とされ、ドイツ領邦諸国で現存する最古の独立肖像画。
顔は柔らかく肉付けされているが、公爵冠やマントの紋様は平面的に描かれている。
17世紀までザンクト・シュテファン大聖堂に置かれていたが、帝国財宝館、中央古文書館を経てウィーン大聖堂司教区美術館に置かれている。
世界美術大全集10 ゴシック2 1360年代
1365年頃 板に羊皮紙貼付 48.5×31cm
ウィーン大聖堂司教区美術館
